ご相談事例
- 2017.06.13
- 保有不動産を息子に任せたいという事例
状況
建物が老朽化してきました。そろそろ大規模修繕が必要です。
また、家賃管理も年々難しくなってきました。
そろそろ不動産のことは一切合財、息子に任せたいと思っている。
そして、将来は息子に相続してもらいたいと考えている。
ところが、生前に建物や土地の所有権を移すと贈与税、登録免許税、不動産取得税など手続が煩雑なうえに必要が相当かかります。
贈与したことにより、本人の収入が無くなり、今後の生活に不安を抱くことになります。
信託を活用することで得られるメリット
次の効果が得られています。
①不動産の経費や生活費の引き出しの都度、本人の委任状が不要になります。
②家賃入金口座は、息子名義の通帳に指定できます。
③息子は、家賃収入を本人の生活のためや不動産の管理のためにのみ使用できます。
(目的外の金銭の消費は禁止されます。)
④不動産を息子名義にしても贈与税がかかりません。
⑤息子名義で大規模修繕などの契約、代金の決済を行うことが出来ます。